NoSQLとは?初心者向けに特徴やメリット、活用事例を徹底解説
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おはようございます。Shotaです。
🤨「NoSQLって何?」
😟「NoSQLは聞いたことあるけど具体的に説明できない」
😟「NoSQLってどんな場面で使われるの?」
本記事にたどり着いている人の中には、このように考えている人も少なくないでしょう。
そこで、今回の記事ではNoSQLについてプログラミング初心者向けに特徴やメリット、活用事例を徹底解説していきます。
NoSQLとは
NoSQLはNot only SQL
の略称で、急速に変化する膨大な量の非構造化データを、行やテーブルを使用するSQLとは異なる方法で処理するデータベースシステムです。
NoSQLを使用することで、SQL言語を使わなくてもデータベースを使用できます。
NoSQLの特徴
NoSQLの主な特徴は以下の通りです。
高速な開発
NoSQLは大量のデータや予測不可能なデータを効率よく処理できるので、高速な処理を必要とするアプリケーションの開発に役立ちます。
柔軟なデータ処理
NoSQLを活用することで、データベースのクエリを自由自在かつ柔軟に変更できます。NoSQLでは情報が集約して保存されているので、迅速にデータを改善しやすくなっています。
規模に応じた運用
NoSQLはシステムやアプリケーションの規模に応じて運用できるので、データベースシステムの運用にかかるコストを削減できます。
それだけではなく、アップグレードせずに安価なサーバをデータベースシステムに追加できます。
規模に応じてより多くのデータを処理できるようにしたり、分散可能なデータのサーバ内に単一の大規模なデータベースを保持したりできます。
NoSQLとSQLの違い
NoSQLはSQLの問題点を解決するために開発されたので、両者は大きく異なります。
SQLは複雑なデータベースでも厳格に設計できるような仕組みになっており、格納されたデータを処理するためにSQL言語を活用します。
一方で、NoSQLはSQL言語を使用しなくても一般のプログラム言語でデータを呼び出せるような自由な設計になっています。
NoSQLのメリット・デメリット
メリット
NoSQLのメリットは以下の通りです。
データの処理速度が速い
拡張がしやすい
NoSQLはデータの処理速度が高速であるという最大のメリットがあります。
NoSQLはデータの一貫性やバリデーションといった機能を排除し、サーバーを水平分散できるようにしました。そのためデータの処理速度を比較的高速にできるようになりました。
また、データが大規模になってきてもサーバーを水平分散させられるので必要な分だけ自由に拡張できるようになります。
水平分散とは、1つの仕事を複数台のコンピューターが協力して行う事ができるようにすることです。
デメリット
もちろん、NoSQLにもデメリットはあります。
データの一貫性が保証されていない
複雑な検索ができない
NoSQLはデータの一貫性や検索能力においてデメリットがあります。NoSQLではデータが水平分散されているので、データに一貫性がありません。そのため、データ間で不整合が発生してしまうのです。
また、NoSQLではSQLが使えないので複雑な検索ができません。
NoSQLの活用事例
本章では、NoSQLの具体的な活用事例を紹介していきます。
NoSQLの活用事例として、モバイルゲーム開発を行うGREEが開発したゲームである「アナザーエデン」があります。
▼参照元
NoSQLは、モバイルゲームで使用される大量のデータの利用やシステムの柔軟性を実現したい時に活用される傾向が強いです。
まとめ
今回の記事では、NoSQLについてプログラミング初心者に向けて特徴やメリット、活用事例を中心に徹底解説しました。
NoSQLはデータをSQLとは異なる方法で処理するデータベースシステムです。SQLに比べて高速の処理やシステムの高い拡張性や柔軟性を実現できるメリットや特徴を持っています。
今回の記事を参考に、NoSQLについて理解や興味を示してくだされば幸いです。
【参考サイト】