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これだけは覚えておきたい、重要IT用語10個を詳細に徹底解説


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おはようございます。Shotaです。

今回の記事では、主にプログラミング学習やWeb開発をメインに、これだけは覚えておきたい重要なIT用語を10個解説していきます。


絶対に覚えておきたい用語5選

フロントエンド(frontend)

フロントエンドとは、Webサービスやシステムのうち、利用者に対する表示や操作の受付、他のシステムとの入出力など、外部と直接やり取りを行う要素のことを指します。わかりやすく言えば、UIなどユーザが目に見える部分がフロントエンドになります。

主にHTMLやCSSJavaScriptを組み合わせてフロントエンドを実装していきます。この部分を運用・開発する技術者を「フロントエンドエンジニア」と呼びます。

バックエンド(backend)

バックエンドとは、Webサービスやシステムのうち、ユーザからは見えない所でデータの操作や保存などを行う要素を指します。バックエンドはフロントエンドからデータや指示を受け付け、計算や返還などの処理を行ったり、ストレージやデータベースなどでデータの保存を行います。

Webアプリでは、サーバやその背後で動作するデータベースなどがバックエンドに当てはまります。

バックエンドを担当する言語には、主にPHPRubyPythonが挙げられます。特にPHPはWeb開発に特化していて、HTMLとの相性が抜群です。

サーバ(server)

サーバとは、コンピュータネットワークで他のコンピュータに対し自分の持っている機能やサービス、データなどを提供するコンピュータのことです。

原則、個々のサーバ機やサーバソフトには外部に提供する機能やサービス、対応しているデータ形式や通信のルールが決まっています。「Webサーバ」「ファイルサーバ」のように、提供する機能などの種類を指して「〇〇サーバ」と呼ばれます。

レスポンシブデザイン(responsive design)

レスポンシブデザインとは、様々な種類の機器や画面サイズに画一のファイルで対応するデザインを意味します。

Webサイトをパソコンやスマートフォンタブレット端末など複数の機器や画面サイズに対応させる際に、単一のHTMLファイルを用意してすべてのデバイスに同時に送信します。複数のファイルを用意するときと比べてデザインや機能の自由度は大きく下がりますが、すべての機器に同じ内容を表示できるのが最大の特徴です。

データベース(database)

データベースとは、複数の主体で共有、利用したり、用途に応じて加工や再利用がしやすいように一定の形式で作成・管理されたデータの集合のことです。広い意味で考えると、辞書や電話帳など、人が紙に書いてまとめたものなどもデータベースに該当します。

IT業界におけるデータベースは、主にコンピュータ上で作成、保管されて専用のソフトウェア(データベース管理システム)によって管理されるものを指すことが多いです。

重要度はそこまで高くないが、覚えておいて損はない用語5選

フレームワーク(framework)

フレームワークとは、骨組み、骨格などの意味を持つ英単語です。IT業界におけるフレームワークには主に以下のような意味で用いられます。

  1. 問題解決のための概念や方法を体系化した枠組み
  2. ソフトウェアを開発する際に土台となるプログラムの部品

2.の場合、以下のように分類されます。

  • 特定のプログラミング言語で書かれたそのまま利用できるソフトウェアの主要部分の雛形
  • 汎用的で再利用可能なクラスやライブラリ、API

規約に従ってフレームワークの一部を改変したり、自分が必要とする機能や処理を記述して追加することで、少ないコード量で効率的にソフトウェアを開発できます。

デバッグ(debug)

デバッグとは、コンピュータプログラムにある欠陥を修正することです。

プログラムが開発者の糸に反して誤った動作をする際に、そのような動作を引き起こすプログラム上の欠陥をバグ(bug)と呼びます。テストで発見された誤作動や不具合について、その原因やプログラム上での位置を探索・特定し、意図したとおりに動作するように修正する作業デバッグと呼びます。

デバッグでは、最初にバグがプログラムのどこに潜んでいるのか探索が行われます。

原因が特定されると修正されますが、外部のシステムやプログラムの別の箇所がすでにそのバグが発生する前提で作られてしまっている場合もあるので、修正をあえてしないという選択肢もあります。

ソースコード(source code)

ソースコードとは、プログラミング言語などの人間が理解・記述しやすい言語やデータ形式を用いて書き記されたプログラムです。プログラムに限らず、人工言語や一定の規約・形式に基づいて記述された複雑なデータ構造の定義や宣言などのことをソースコードと呼びます。

ソースコードは多くの場合、人間がコンピュータを操作して文字を入力し記述していきます。この作業や工程をコーディング(coding)と呼びます。しかし、必ずしも人間が記述するとは限らず、ソフトウェアが自動で生成することもあります。

市場で出回っている商用のソフトウェアでは、ソースコードを企業秘密として非公開に設定し、人間が読めない中間コードやオブジェクトコードによるプログラムのみを利用者に提供することが多いです。

しかし、誰でも自由に入手、利用、改変、再配布などができるようにしているものもあります。そのようなソフトウェアはオープンソースと呼ばれています。

SQL(Structured Query Language)

SQLはデータベースを操作するための言語です。業界標準として幅広く活用されており、様々なデータベース管理システムで活用されています。

原則、データベースを操作するにはSQLを習得する必要があります。

チャットボット(chatbot)

チャットボットとは、短い文字メッセージをリアルタイムに交換するチャットシステム上で、人間の発言に対して適切な応答を返し、擬似的に会話できるソフトウェアです。

2010年代後半から実用化が進み始め、企業のWebサイトでユーザの質問に回答したり、顧客のサポート窓口として問い合わせや要求を取り次いだりするシステムが導入されています。あと、メッセンジャーSNSなどと連携して、人間のスタッフのように振る舞って情報やサービスを提供するシステムも開発されています。

まとめ

今回の記事では、以下の10個のIT用語を解説しました。

今回の記事を参考に、ITの専門用語に対する理解を深めていただければ幸いです。今回の記事はこれで終了です。