Re:ゼロから始める文系プログラマ

未経験がプログラミングを通して人生を変える

私が就職活動をドロップアウトした理由。


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はじめに


私、ショータ(温水聖太、ぬくみずしょうた)は九州大学文学部(いわゆる旧帝大の1つ)の4年生で、主に以下のことをメインに個人事業を運営している。

久しぶりに本ブログを更新する。

  • Webアプリ・Androidアプリの受託開発や開発ドキュメントの作成
  • プログラミングメディアの運営(はてなブログ『Re:ゼロから始める文系プログラマ』)
  • Twitterを中心にSNSで、初学者を対象にWeb開発やプログラミングに関する基本的な情報を発信

就職活動は一切せず、ほぼ毎日パソコンに向かってアプリ開発と勉強の日々を送っている。昨年10月に、私のはてなブログ「Re:ゼロから始める文系プログラマ」がGoogle AdSenseに合格し、そこで初収益を手に入れたのでそれを元手に起業をした。起業を決意する前までは他の大学生と同様に授業に出席し、放課後に就職活動をするという平凡な生活を送っていた。しかし、昨年の春に私はあることを理由にまったく結果の出ていない就職活動を一切やめて起業への準備をした。

本記事では、私が就職活動をドロップ・アウトした理由を詳細に話していこうと思う。

就職活動をドロップアウトした理由


1⃣会社員には自分ではコントロールできない運ゲーの要素がたくさんあるから

就職活動をやめた最大の原因がこれである。私にとって、就職して会社の一員としてを生活するのは運ゲーの要素があまりにも多すぎた。その要素の中でも最大のものは人間関係だ。会社員は自分の職場の人間関係を選べない。これは誰もが否定できない残酷な真実である。

仕事は人間関係がすべてで、どんなにその仕事にやりがいまたは楽しさを感じていても人間関係が最悪であればすべてが台無しになってしまう。人間関係は私たちの人生にとってもっとも重要な要素である。会社における人間関係は、言ってしまえばソシャゲのガチャと同様に自分ではまったくコントロールできない。当然、会社は会社員の生活を最適化するために存在しているわけではないので、その会社にいる人間が私と良好な関係を構築できるという保証はない。

私にとって、会社は人間関係が最悪であればその会社でのキャリアは絶たれるという残酷な世界である。

このような理由で私は就職活動をドロップアウトした。

2⃣大学での学びは就職活動では無価値だから

私は現在アプリ開発など情報技術やITに関する事業をやっているが、もともとは文学部の学問(社会学)に興味があり研究を極めたく文学部に進学した。残念ながら、大学で一生懸命勉強に打ち込んでも就職活動では評価してくれない。いくら大学の学業に熱心に取り組んでも、就職活動では何のアドバンテージにはならない。私の場合、大学では一生懸命に授業や自分の専攻について深く学んだことしか誇れることがないので就職活動における「強み」がない。(というか日本の大学生の9割強はまったく勉強しない)

しかも、大学生の就職活動の時期は大学3年の春休みから大学4年の前期がピークなのでどうしても卒業論文の執筆とスケジュールが重複する。私は要領が悪く、卒論と就職活動を両立できないので就職活動をドロップアウトして、起業を選んだ。

3⃣起業の面白さやアウトプットの楽しさに気づいたから

私は就職活動よりも、自分で試行錯誤するプロセスがある起業やアウトプットの方に魅力を感じる。やはり、他人のレールに敷かれたイベントよりも、自分で試行錯誤して作ったイベントのほうが何倍も楽しい。起業やTwitterでのアウトプットはそれに該当する。自分で作った情報やプロダクトが、他人の役に立つことがとても楽しい。Twitterで情報発信して1年4ヶ月くらい経過するが、「他人の役に立つ」ことを実感できて本当に楽しい。

私がこのことを大学の教授に話したら、卒業後私を個人事業主として業務委託で雇ってくれるそうだ。その大学の教授は起業の話に興味を持ってくださり、まだ起業して1年も経過しておらず社会的信用が低い私を信じてくれることには本当に感謝してもしきれない。今では彼とは起業の進捗報告をメールでやっている。(メルマガに近いような感じ)

やはりこのような充実した経験は、ただ漠然と就職活動しているだけでは何も得られなかったと思う。

おわりに:就職活動に失敗しても人生が詰むわけじゃない。他にも生き方はたくさんある


今回の記事では、私が就職活動をドロップアウトした理由を書いた。本記事で私が伝えたかったことは、就職活動に失敗しても人生が詰むわけじゃないことである。就職活動しなくても別に生活はできるから。(私のように就職活動を投げ捨ててまったくの未経験から起業するバカもいるので…)

本記事が就職活動に失敗して途方に暮れたり、将来の不安で苦しんでいたりしている大学生に一人でも多く届けば幸いである。