Herokuとは?初心者向けにメリットを解説
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おはようございます。Shotaです。
プログラミング学習やWebアプリ開発をしている人の中には、このように思っている人も多いでしょう。Herokuは簡単にWebアプリを公開できる画期的なサービスです。
そこで、今回はHerokuについて初心者でも理解できるように解説していきます。
Herokuとは
Herokuは簡潔に言えば「アプリケーションを実行するための環境」です。
アプリケーションを実行するためには、データを登録するためのデータベースや画面で操作した処理を動かすためのサーバなどの環境が必要です。Herokuではそれらを簡単に利用できます。
PaaSとは
そもそも、HerokuはPaaS(Platform as a Service)と呼ばれる形態でサービスを利用できます。PaaSを簡単に言えば、アプリの公開に必要な手順を代行してくれるサービスのことです。
言い換えれば、これまでインターネット上でアプリケーションを公開しようと思った場合、次のような手順を踏まないとそもそもアプリケーションを作り始めることすらできませんでした。
ここまでやって、ようやくアプリケーションを公開する(デプロイする)ための環境が整ったことになります。
PaaSはアプリケーション公開にかかる様々な作業を代行してくれるサービスです。
Herokuを使うメリット
前章では、Herokuを使えば環境構築をせずにアプリケーションを公開することを説明しました。
もちろん、Herokuを使うメリットは他にもあります。主に3点あります。
拡張機能が豊富
1つ目は、拡張機能が豊富な点です。
例えばアプリ開発を進めていくと、登録したユーザにメールを送信する処理を作るケースが良くあります。しかし、メールを送信するためにはメール配信用の環境が必要です。
Herokuは拡張機能を使うだけで簡単にメール配信用の環境を利用できます。Herokuはアプリ開発に必要な拡張機能が豊富なので、開発環境に煩わしさを感じません。
スケールアウトが簡単
2つ目は、スケールアウトが簡単な点です。
スケールアウトとは、システムを構成するためのサーバの台数を増やすことで、システムの処理能力を高める、言い換えればコンピュータの環境を増強する方法の一つです。
アプリを開発して公開したあと、スムーズに運用を進めるためには「最適な環境を維持すること」が必要です。
Herokuではダッシュボード画面で操作したり、簡単なコマンドを実行したりするだけですぐにスケールアウトができます。
運用をサポートするための標準機能が備わっている
3つ目は、「運用をサポートするための標準機能が揃っている」点です。
アプリは開発が終了したら、それだけで作業が終了するわけではありません。開発してアプリをリリースしたあと、アプリが正確に動作するように運用する必要があります。そのために必要な技術が、アプリが動く環境を正確に把握する技術です。
より具体的に言うと、アプリの状態を確認する「ログ」や、サーバの状態を確認する「パフォーマンスモニター」などをチェックし、状態を把握するスキルが必要です。
Herokuでは、ログやパフォーマンスモニターなどを確認できる機能があります。
それだけではありません。Herokuではデータベースのデータを守るためのバックアップ機能も備わっているので、運用にかかるコストも抑えられるのです。
まとめ
今日の記事では、初心者向けにHerokuについてかんたんに解説しました。
Herokuを使えば環境構築をせずにアプリを公開できるので、かなりの手間を省けます。
このような便利なサービスを上手に活用して、プログラミング学習やWebアプリ開発を効率的に進めていければ幸いです。
今日の記事はこれで終了です。
【参考サイト】