【解説】Webアプリケーションの開発手順
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おはようございます、Shotaです。
今日はWebアプリケーションの開発手順を徹底解説していきたいと思います。
Webアプリケーション(以下、「Webアプリ」)は、サーバーサイドで動作し、ユーザーがインストールしなくても利用できるアプリケーションです。
Webアプリを開発するには、HTML/CSSやJavaScript、PHPのようなプログラミング言語や、MySQLのようなデータベースの知識やスキルが必要不可欠です。
今日の記事は、以前本ブログにて投稿した私の記事の改訂版になっています。Webアプリの基礎知識についてこの記事で解説していますので、お時間あるときに見ていただけると幸いです。
shotanukumizu-1000.hatenablog.com
それでは早速、本題に入りましょう。
Webアプリ開発の前に知っておくべきこと
Webアプリとは、Webの記述や仕組みを利用して動作するアプリケーションのことです。Webアプリは、Webサーバーが実行し、インターネット上で操作できるため、アプリケーションを端末にインストールすることなく使えます。
Webアプリの最大のメリットは、インターネット環境とブラウザがあれば利用できることです。そのため、ユーザーの端末環境に依存しません。
Webアプリの具体的な手順
ここでは、Webアプリを開発する上で具体的な手順を解説していきます。
①Webアプリの仕組みを理解する
Webアプリケーションの開発は、大きく「フロントエンド」と「バックエンド」の2つに分類できます。
フロントエンドとは、ユーザーに見える部分のことを指します。画面に表示される文章や画像、ボタンやリストのようなオブジェクトの配置を行います。
一方で、バックエンドはユーザーの目に見えない部分のことを指します。サーバの構築やデータベースの管理、保守を行います。サーバはリクエストに応じて必要なデータをユーザーに返します。
②作りたいアプリを決めて設計する
Webアプリの仕組みを理解したら、どのようなWebアプリを作るか考えていきましょう。初めてWebアプリの開発をする場合は、複雑なものを避けてできる限りシンプルな機能のWebアプリを作ることを心がけていきましょう。
Webアプリを運営するときに必要となるデータをまとめて、データベースの全体像を設計していきましょう。
③開発言語・フレームワークを決める
次に自分の作りたいアプリをつくる上で必要な言語とフレームワークを決めましょう。Webアプリを開発する際に必要な言語は、開発したいアプリケーションの内容に合わせて選びましょう。
アプリケーション開発には「フレームワーク」を利用するのが一般的です。フレームワークを利用することで、一からコーディングしなくても基本的な機能を即座に実装できます。
PHPにはLaravel, PythonにはDjango, RubyにはRuby on Railsなど、主要なプログラミング言語にはフレームワークが用意されています。
④ツールを選ぶ
Webアプリ開発では、開発ツールを利用するのが一般的です。開発ツールを利用することで、効率的に作業を進めることができます。よくそのツールとしてバージョン管理システムが利用されます。
プログラマーとして仕事をする場合、多くの場合は複数人で分担してコーディングをすることになります。バージョン管理システムを利用することで、複数人で開発すると発生してしまうトラブルを未然に防ぐことが可能です。バージョン管理システムとしてよく利用されるのが「Git」です。
目的や動作環境、サポート体制を考慮して、どの開発ツールを使用するか検討していきましょう。
⑤デプロイする(アプリを公開)
Webアプリを公開するためには、ドメインを取得してサーバを立ち上げる必要があります。初めてWebアプリを作って公開するなら、レンタルサーバーを借りるのがおすすめです。
また、AWS, GCS, HerokuなどのPaaSを利用すれば、開発言語やツール、サーバ環境のような開発環境を自分で準備しなくてもWebアプリを開発・公開できます。
まとめ
今日はWebアプリケーションの開発手順について解説しました。Webアプリを設計・公開するには、今回紹介した様々な知識や作業が必要です。初めてWebアプリを公開するとき、できるだけ単純な機能のウェブアプリにして全体像を把握することから始めるのがおすすめです。
ぜひ、今日紹介した手順でWebアプリ開発にチャレンジしてみてください。
【参考サイト】