【毎週日曜投稿】本の要約・考察第2回 ~『7つの習慣』~
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おはようございます。Shotaです。今日は日曜日なので、有名な書籍の解説と要約を中心にやっていこうと思います!
第2回に紹介する書籍は、世界的ベストセラーで、自己啓発書の原点となっている本である『7つの習慣』です。
【目次】
- 0.はじめに
- 1.主体的である
- 2.終わりを思い描くことから始める
- 3.最優先事項を優先する
- 4.Win-Winを考える
- 5.まず理解して、そして理解される
- 6.シナジーを創り出す
- 7.刃を研ぐ
- まとめ・特に重要なこと―「主体的に行動すること」
0.はじめに
本書で紹介されている『7つの習慣』は、ざっくり言うと「人生で成功するために必要な方法」を簡潔にまとめたものです。本書では、成功するために必要な小手先のテクニックを教えるのではなく、より「本質的な成功」に必要なマインドセットを詳細に説明しております。
本書に書かれていることを今すぐに実践すれば明日から成功することはまずありません。
時間をかけてゆっくりじっくりとその習慣を継続できれば成功に近づくことができることを本書では強調されているのです。
それでは、本書で紹介されていた7つの習慣のざっくりとした内容に触れていきましょう!
1.主体的である
第1の習慣は「主体的である」です。これは、簡単に言えば「自分の人生に対し、自分で責任を取っている」ということです。本書で紹介されている「主体性」という言葉は、自発的に率先して行動することだけではなく、自分で自分の人生の責任を引き受けることも同時に強調されています。
本書では、「私たちは誰でも主体的に行動することができる」と強調されています。
第1の習慣で強調されていることは、「自分の人生を他人のせいにしないで、自分で責任をとっているのか」ということです。
2.終わりを思い描くことから始める
第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」です。これは、自分の人生におけるゴールを明確にしようということを意味します。ゴールがわかれば、今私たちがいる現在地もわかりますので、正しい方向に突き進むことができます。
この第2の習慣を始めるためには、個人のミッション・ステートメントを書くのが最も効果的です。ミッション・ステートメントとは、自分の人生で何を大切にしたいのか、何を実現したいのかという信条や理念を表明したものです。
ミッション・ステートメントを明確にさせることで、自分の理想の人生やゴールを思い描くことができるようになります。
3.最優先事項を優先する
第3の習慣は「最優先事項を優先する」です。これは、第2の習慣で紹介されていたミッション・ステートメントを実現するために必要なことを最優先でやることを意味しています。
今すぐに取り掛かるべき急を要する物事ではないが、自分の人生のゴールを達成するために必要な物事に自分の時間やリソースを注力する。
これが第3の習慣です。
私たちの人生は有限です。どのような人であっても、「1日=24時間」という事実は絶対的であり、誰もそのような事実を変えることはできません。その有限な人生の中で、私たちがやれることは限られてきます。本当に自分の人生を自分にとってふさわしいものにするためには、それを達成するために必要な物事に自分の時間を費やしていきましょう!
4.Win-Winを考える
第4の習慣は「Win-Winを考える」です。これを言い換えると、「常に勝者と敗者が生まれるような状況は避ける」ということです。
大半の人は、生まれたときからずっと勝ち負けの世界で育っています。学校の競争、受験のような常に「勝ち」と「負け」が存在する世界で行きているので「勝者と敗者がいる」という考えが浸透しています。
受験に「勝つ」ということは、同時に「負けた人」が存在することを意味しています。だから私たちのほとんどは、人生は「勝ち組」と「負け組」しかいないというゼロサム・ゲームという考え方を内面に根付かせてしまいます。
ところが、人生は他者とともにお互いに依存しながら成り立っています。私たちが理想とする物事の大半は、周囲の人たちと上手く協力できるかどうかにかかっております。
そのためには妥協をせずに、自分も相手も両方にとってメリットのある方法を模索することが重要です。
5.まず理解して、そして理解される
第5の習慣は「まず理解して、そして理解される」です。これを分かりやすく言えば、まずは相手のことを理解することに徹するということです。自分のことを理解してほしいと思うなら、まずは相手の話に耳を傾けることが重要です。
一番やってはいけないことは、相手の話を遮って自分勝手なアドバイスや意見を言うことです。それは相手のことを無視して、自分のことを優先することを強制することに繋がります。まずは最後まで相手の話をじっくりと傾聴することに集中しまししょう。自分の意見を言うのはその後です。
私もこれをやりがちなので十分に注意します...。
6.シナジーを創り出す
第6の習慣は「シナジーを創り出す」です。これを一言でいれば、「相手と自分の意見や価値観の違いを否定するのではなく、尊重しろ」ということです。世の中には多種多様な人が存在します。その中で、意見の対立はどうしても避けられません。
「シナジーを創り出す」というのは、自分や他者の違いを利用してお互いにとってメリットがある創造的な方法を考えることです。
今度、誰かと意見が対立した際にはその相手の裏にある事情を理解するように努力してみてください。その際に妥協するのではなく、「違い」を生かしてお互いにとってためになる方法を話し合っていくことが大切です。
7.刃を研ぐ
最後の第7の習慣は「刃を研ぐ」です。これは、私たちそれぞれにある能力を高めることをすることを意味します。言い換えれば、自己研鑽の時間を意識して作りましょう、ということです。
「刃を研ぐ」というのは、私たちの人生に対してできる最大の投資です。人生をより良くしていくために使えるものは、結局自分自身しかありません。その自分自身のレベルを上げることこそが、「刃を研ぐ」ということなのです。
自分の人生をより良くできるのは、結局自分自身しかありません。そのために、「刃を研ぐ」という習慣は重要です。
まとめ・特に重要なこと―「主体的に行動すること」
【本日のまとめ】
『7つの習慣』で紹介されていた習慣は次の通りです。
- 主体的である――「他人のせい」にしない
- 終わりを思い描くことから始める――人生のゴールを決める
- 最優先事項を優先する――ゴールを達成するために必要な物事に時間を投資する
- Win-Winを考える――お互いにとってメリットのある物事や方法を考える
- まず理解し、そして理解される――まずは相手の話に耳を傾ける
- シナジーを創り出す――自分と相手の違いを尊重し、歓迎する
- 刃を研ぐ――自己研鑽をこれからも続ける
私が特に 強調しておきたいこと――それは、「まずは主体的に行動すること」です。
まずは「自分で自分の人生をより良くしなければいけない」という強い意識がないと今挙げた7つの習慣を達成することは困難です。 まずは、「自分で自分の人生をより良くしていく」という考え方を身につけることが大切です。
結局、自分の行動だけが自分の人生を変えることができます。それがないと、自分の人生をより良くしていくのは困難です。
本ブログでは、普段はPythonにまつわる情報や基本的な知識、Pythonの操作方法やニュースをたくさん紹介していきます。毎週日曜日に、普段とは趣向を変えて有名な自己啓発本・ビジネス書を要約・考察するブログを書いていきます。
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明日からデータ構造について詳しく説明していきます。(明日は「list型」のデータ構造を説明)
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【参考図書】
『7つの習慣』
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