【はじめてのPython】~プログラミング言語「Python」って何?~
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おはようございます。Shotaです。今日は私が今熱中しているプログラミング言語であるPythonを詳しく説明していこうと思います。昨日の記事でも書いたとおりですが、本ブログではPythonを使ったプログラムをわかりやすく解説していきます。
具体的な話をする前に、「プログラムってなんだろうか?」というところから話を始めていこうと思います。
1.「プログラム」って何?
プログラムというのは、「CPU上で動作する、様々な処理を行うためのソフトウェア」です。「ソフトウェア」は、パソコンの機械などのハードウェアに対してデジタル情報として電子的に記録されているデータに何らの処理を実行するものをソフトウェアと呼びます。
コンピュータは、様々な命令を受け取り計算するためのCPUを持っています。様々なデジタル情報を一時的に保管する「メモリ」もあります。このメモリにソフトウェアを用意して、そこにある命令をCPUで実行することで様々な処理を行う。これがソフトウェアなのです。
コンピュータというのは、様々な命令を受け取って計算するための「CPU」を持っています。様々なデジタル情報を一時的に保管する「メモリ」を持っています。
メモリにソフトウェアを用意し、そこに書いてある命令をCPUで実行することで様々な処理を行う。これが「プログラム」というものなのです。つまり、プログラムは「CPUが実行する命令を記述して、必要な処理を行うようにまとめたソフトウェア」なのです。
さて、この「プログラム」は一体どのように作られているのでしょうか。
プログラムは、簡単に言えばCPUで実行する命令を記述したものです。この命令は、文字や半角数字の羅列でできています。これは非常に読み書きの難しい「暗号」のようなもので、しかもそれらは「〇〇に値を保管する」「〇〇に△△を足し算する」といった非常に原始的な処理しか用意されていません。これを順に記述して必要な処理を作っていくというのは、多くの人にとって困難かつ大変な作業です。
これはCPUが処理する命令をそのまま書いて作ろうとするから大変です。人間にもわかりやすい言語体系でコンピュータの処理を記述できるようになれば、かなり簡単に作ることができます。
もちろん、CPUはそのような「人間にわかりやすい言葉や命令」を理解できません。そこで、次のように妥協点を作ることになります。
- 人間が決めた形式で記述する。
- 書かれた処理の仕組みを探って、CPUへの命令に変換させる。
- 変換された命令をCPUが実行する。
このようにして、人間が分かるように書いたものをCPUが分かるように変換して動かすようにプログラムが開発されたのです。こうすることで、私たちにとってもプログラムが書きやすくなりますし、それをちゃんとCPUが理解して実行できますからね。
こうして考え出された、「人間がわかるようにコンピュータの処理を記述する言語のシステム」がプログラミング言語なのです。プログラミング言語は、そもそも人間がコンピュータを動かすためにに設計された言語なのです。
2.「Python」って何?
本ブログでは、Pythonに関する情報やプログラムをよりわかりやすく解説していきます。Pythonは、ビギナー向けの非常にわかりやすいプログラミング言語です。
Pythonは今から30年前の1991年に、オランダのグィド・ヴァン・ロッサムによって開発されたプログラミング言語です。メモ帳やテキストエディタのようなテキストファイルに書いた処理をそのまま実行することができます。
余談ですが、「Python」は英語で「ニシキヘビ」を意味しています。だから、Pythonのロゴは蛇のデザインが使われているのです。Pythonは以下のURLで公開されています。ここでPythonを動かすのに必要なファイルをダウンロードすることができます。
しかし、Pythonのホームページは英語で公開されております。日本語のドキュメントが読みたい場合は下記を参照してください。
ここで、Pythonの特徴をざっくりと簡単に説明しようと思います。 Pythonの主な特徴は以下の三つです。
- 必要最小限のシンプルな文法ープログラムを動かすのに複雑な文法は必要ありません。
- 誰が書いても同じように動くー処理の書き方が文法としてきちんと定義されているので、同じ処理であれば誰が書いても同じ内容になります。
- 本格的な開発環境がなくても手軽に始められるーPythonはテキストファイルを書くだけで実行することができます。よほど大掛かりなプログラムではない限り、最小の手間でプログラムを開発できます。
私たちPythonのプログラマーが特に重視するのは「テキストエディタ」です。テキストエディタと聞くと、Windowsの「メモ帳」やmacOSの「テキストエディット」などを連想する人も多いと思います。ただテキストを書いて保存するだけの単純なソフトウェアという印象を持っているのではないでしょうか?
実は、プログラミング言語のソースコードを書くことに特化したテキストエディタがあります。このテキストエディタでは、コードを書くのをサポートする様々な機能が盛り込まれているのです。コードを見やすいように整形したり、単語の役割ごとに色分けして表示したり、表示する文字列を予測変換してくれたりなど、いかに快適なソースコードを入力できるかを考えて作られたエディタがあるのです。しかも、これらは一般的にその他の開発者ツールよりも簡単に利用できます。
私が使っているのは「Atom」というテキストエディタです。(使い方は後日紹介します。)
URLを貼っておきますので、気が向いた時にアクセスしてみてくださいね。
このようなテキストエディタを使えば、プログラミングの効率は格段にアップします。Pythonを開発する際にあると便利なものは、使いやすいテキストエディタだということをよく理解しておきましょう。
3.まとめ
今日のブログの要点は以下のとおりです。
- プログラムというのは、「CPU上で動作する、様々な処理を行うためのソフトウェア」です。
- プログラムは「CPUが実行する命令を記述して、必要な処理を行うようにまとめたソフトウェア」です。
- プログラムはCPUに実行してほしい処理を記述したものなので、通常は人間には理解できません。CPUの処理を人間が分かるように書いたものの体系がプログラミング言語です。
- Pythonは初心者にわかりやすいように設計されたプログラミング言語です。文法が必要最小限かつ単純で、誰でもわかりやすいのが大きな特徴です。しかも、本格的な開発ツールがなくてもパソコンとスマホさえあれば誰でも簡単に始められます。
- Pythonにはテキストエディタがあります。これには非常に便利な機能が備わっていて、プログラミングのコードを効率的に書く時にとても役に立ちます。
今日の記事は以上です。私のブログでは、こんな感じでPythonの解説やプログラミングについての情報を毎日発信します。
明日はPythonが実際に使われている場面をより具体的に解説していこうと思います。この記事をほんのわずかでも「いいね!」と思った人は忘れずにSNSにシェアしたり、コメントを残したりしてくださるとモチベーションに繋がります。
今日は最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!!