【徹底解説】エンジニアとプログラマーの違い
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おはようございます。Shotaです。
皆さんは、次のような質問に的確に答えられますか?
❓「エンジニアとプログラマーの違いを教えて下さい。」
この質問を受けて、自分の言葉で初心者にも理解しやすい言葉を使って説明できるのであれば今日の記事を読む必要はありません。しかし、この質問で少々戸惑った人は今日の記事をぜひ読んでください。
結論、エンジニアとプログラマーは全く別物です。
今日の記事では、エンジニアとプログラマーをそれぞれ次の3つの観点から徹底的に解説していきます。
- 仕事内容
- 収入
- 必要なスキル
その後に、エンジニアとプログラマーの違いを詳細に説明していきます。
本記事を参考に、エンジニアとプログラマーの違いについて少しでも理解を深めてもらえれば幸いです。これからIT業界へ転職または就職を考えている人は是非参考にしてみてください。
【目次】
プログラマーとは
プログラマーとは、エンジニアの作った仕様書に従って実際にコンピュータのプログラミングを行う職種です。
また、プログラマーはコーディングしたシステムが予定通りに動くかどうかのテスト作業を行います。
仕事内容
プログラマーの仕事としてまず最初に挙げられるのは、コンピュータのプログラミング作業です。
プログラマーはエンジニアが作成した仕様書をベースに実際にコードを書いてシステムのプログラムを書いていきます。
プログラミングと言うと、多くの人が「パソコンに向かってコードを打ち続ける人」を想像するでしょう。まさに、そのような人がプログラマーです。
収入
プログラマーの平均年収はおよそ350~500万円とされています。
後で紹介しますが、これは単純にエンジニアよりもプログラマーのほうが一つの案件に対して担当する範囲が少ないことに理由があります。
このような理由から、プログラマーにおいては「プログラマー35歳定年説」というものが存在します。これは、多くのプログラマーが35歳を境目にプログラマーをやめる傾向にあることを指します。
プログラマーを辞めた人の多くは、より上流工程の作業を求めてエンジニアやプロジェクトマネージャーというような職業にキャリアチェンジします。
必要なスキル
プログラマーとして働く上でプログラミングスキルは必要不可欠です。それ以外にも、以下のようなことを身に付けておくことが大事です。
集中力
プログラマーの仕事は長時間コーディング作業を行うというようなシンプルなものが多いです。したがって、それらを続けるためには十分な集中力が必要です。
論理的思考力
プログラマーは自分が作成したプログラムにバグがないかを確認する必要があります。バグを発見し、それを解消するためにはどこに問題があるのかを特定できる論理的思考力が必要です。
理解力
プログラマーの主な仕事は設計書の機能を作ることですが、設計書は必ずしも完璧に作られているわけではありません。設計書で求めている機能を読み取ってそれをコードに変換するための理解力が必要です。
エンジニアとは
エンジニアとは、システム制作を行う職業です。
仕事の内容は要件定義、仕様書の作成、コーディング、テスト作業というようなシステム開発案件全体に関わっています。
しかしこれはあくまで一般的なエンジニアの職務内容です。前述の作業内容の中でも、コーディングはプログラマーが担当する場合もあります。エンジニアの職務内容は会社や事業でバラバラなので、エンジニアがカバーする仕事の範囲も所属する会社によって変わってくることを知っておきましょう。
仕事内容
SEの仕事を大きく分けると以下の4つになります。
・要件分析および要件定義
・基本設計
・詳細設計
・テスト
エンジニアの仕事は、まずクライアントからシステムに関する要望をヒアリングすることから始まります。そして、クライアントの要望をベースにどのようなシステムを作るのかを決めていきます。これを「要件定義」と言います。
基本設計と詳細設計は、要件定義で得た成果物を基にシステムの設計書を作る工程です。
テストは、プログラマーがコーディングしたシステムがきちんと動作する稼働を試験する工程です。万が一、バグやシステムに不具合があったときは再度エラーをチェックして修正します。
収入
エンジニアの収入を平均すると400~600万円です。年収は年齢に応じて段階的に上がっていきます。
必要なスキル
エンジニアとして働くために必要なスキルは以下の通りです。
IT知識
エンジニアが設計書を作成する際には、システムで必要とされている要素についてのIT知識が必要です。
コミュニケーション能力
前述の通り、エンジニアの仕事ではクライアント企業やプロジェクトマネージャー、プログラマーと会話する必要があります。
統率力
プロジェクトの規模によっては、チームで働くプログラマーの人数は10人以上となる場合もあります。システムエンジニアにはそれら多くのプログラマーをまとめ、それぞれに必要な指示を出すことがあるので、プロジェクトをリードできる統率力があるとなおいいでしょう。
エンジニアとプログラマーの違い
ここまでエンジニアとプログラマーの違いを説明していきました。両者に共通する必須のスキルはプログラミング技術です。これは言うまでもないでしょう。
しかし、エンジニアはシステム開発のプロジェクト全体を把握して案件を効率良く進める必要があります。それだけではありません。エンジニアはクライアントへのヒアリングや、納品後のアフターフォローも同時に行う必要もあります。したがって、社員に対してもクライアントに対してもコミュニケーション能力が必要と言えるでしょう。
このように、エンジニアとプログラマーではカバーする職務工程の範囲が全然違います。システムエンジニアは、クライアントへのヒアリングやプロジェクトに関係する社員のマネジメントまで行います。
したがって、一般的にはエンジニアはプログラマーよりも担当する工程が多いのでその分年収も上がる傾向にあります。
まとめ
今日はエンジニアとプログラマーの違いを徹底解説しました。同じIT業界の職業であっても、収入や仕事内容、求められるスキルには天と地の差があります。
結論、エンジニアとプログラマーは全く別物です。
今回の記事を参考に、IT業界への理解やエンジニア、プログラマーへの理解を深めてくれれば幸いです。
今日の記事はこれで終了です。
【参考サイト】