Svelteを1分で簡単に解説
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おはようございます。Shotaです。
今回の記事では、最近人気のJavaScriptフレームワーク「Svelte」について1分で簡単に解説します。
Svelteとは
Svelteは2016年に登場したJavaScriptフレームワークです。JavaScriptライブラリ・フレームワークの中でも特に人気を誇るReactやVueに対抗して開発されました。
JavaScriptのライブラリに関する大規模な調査「State of JS」で開発者の満足度が最も高いフレームワークに選ばれました。
最大の特徴として、昨今のフロントエンドフレームワークでは標準で備わっていた「仮想DOM」の仕組みを備えていないことが挙げられます。
DOM(Document Object Model
)
DOMについてわからない人もいるかと思いますので、ここで簡潔に説明しておきます。
DOMはDocument Object Model
の略称で、HTMLで書かれたWEBページなどの仕組みと、それらの配置や見栄えをコンピュータプログラムで参照したり操作したりするための取り決めのようなものです。
Svelteの特徴
コード量が少ない
SvelteはVueやReactのような他のフロントエンドフレームワークと比較してコードの記述量が少ないです。
コード量が少ないことは開発者の負担を減らすだけではなく、アプリケーションの実行速度に多大な影響を与えます。
仮想DOMがない
SvelteはReactやVueと違って仮想DOMがありません。アプリケーションをビルドする際に純粋なJavaScriptにコンパイルして表示します。
そのため、ReactやVueよりも効率的にDOMを変更できます。
ファイル拡張子が.svelte
になる
Svelteでは、Vueの.vue
のように、独自のファイルである.svelte
という拡張子があります。このファイルを使って、HTML/CSSやJavaScriptをまとめて一つのファイルに記述します。
あと、SvelteはTypeScriptでの開発もサポートされています。(別で拡張機能をインストールする必要がありますが)
情報量が少ない
Svelteそのものの学習コストは低いですが、発展途上なので2022年2月現在ではまだ情報量が少ないです。
しかし、ReactやVueに匹敵するレベルで人気の高いフレームワークなので、今後需要が伸びて情報量が増えることが予想されます。
まとめ
今回の記事では、非常に短いですがJavaScriptフレームワーク「Svelte」を1分で解説しました。
今回の記事を参考に、Svelteについて理解を深めていただければ幸いです。今回の記事はこれで終了です。