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【AWSの前提知識】LAN, IPアドレスとDNSを徹底解説


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おはようございます。Shotaです。

AWSについて勉強していく中で


「そもそもLANって何?」

IPアドレスとかDNSとか書いてあって全くわからない...」


このような疑問を抱えている人も少なくないでしょう。

現在ではもう当たり前になってしまったので、あまり意識することのないLANやIPアドレスですが、最も身近なネットワークと言っても過言ではないでしょう。DNSについては

😅「そんなの初めて聞いたよ!」

そのように感じる方も少なくないでしょう。

そこで、今日の記事ではLAN, IPアドレスDNSについて徹底解説していきます。AWSを理解していくためには、この3つの専門用語を理解しておく必要があります。



LAN(Local Area NetWork)

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学校や自宅、会社でパソコンやサーバをネットワークに繋いで相互にやり取りできるようにした仕組みをLAN(Local Area Network)と呼びます。ネットワークケーブル等の有線でつないだネットワークが有線LAN、無線でつないだネットワークが無線LANです。

会社内に置かれたネットワークのことを社内LANといいます。社内LANには、ファイルサーバやWebサーバなどが含まれます。最近では、このようなサーバ群をAWSクラウドに移行する例が増えています。


LANを構成する技術

LANを構成する技術には、以下の6つの要素があります。

【LANを構成する6要素】

要素名 内容
ルーター ネットワークの出入り口になる部分に置かれる機器。片側から入ってきたデータの宛先を確認し、宛先に近いもう片側のネットワークにデータを転送する
HUB ネットワークの配線を分割する装置。同じネットワーク上の他の端末へとデータを送信する。
FW ファイアウォール。出入りするデータを確認して、通してよいかどうかを調整する装置。不適切な場所からのアクセスを禁止するなど、セキュリティを高めるために用いる。
DMZ 武装地帯。外部ネットワークと社内ネットワークのどちらからでもアクセスできるサーバを置く
DHCP 接続された端末に自動的にIPアドレスを振る仕組み
サブネット 一つのネットワークをさらに細分化したネットワーク


IPアドレス

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インターネット上で、サーバやネットワーク、パソコンなどのホストを識別する住所や名札のようなものをIPアドレスと呼びます。IPアドレスはWebサイトの閲覧やデータの送受信によく利用されます。 IPアドレスは、ネットワークに接続している限りホスト(パソコンやスマートフォン)一台につき最低一つは必要です。ただ、特定のホストとIPアドレスは固定とは限りません。個人で使うようなものは割当が流動的なものであるのが一般的です。一方、サーバは固定しておかないとユーザがアクセスできないので固定します。

IPアドレスには主に次の2種類があります。


それぞれ順番に解説していきます。

インターネット上で使われているのがグローバルIPアドレスになります。グローバルIPアドレスは管理されていて、世界中のどれとも重複することはありません。そのため、どのホストであるか確実に特定できます。

一方、プライベートIPアドレスは、社内LANや家庭内LANの中で使われているIPアドレスです。

グローバルIPアドレスは全世界のパソコン一台一台に割り当てられているのではなく、家庭や社会という単位に割り当てられます。さらに、その下にあるパソコンにプライベートIPアドレスを当てるのです。


DNS(Domain Name System)

サーバなどの端末はIPアドレスで識別されています。言い換えれば、あるWebサイトにアクセスするときは本来Webブラウザに該当のWebサーバのIPアドレスを入力してWebページを習得します。その時に入力するのが「https://www.google.com/」のようなURLでしょう。これには、DNSという仕組みが大きく関係しています。

DNSはURLに含まれる名前に対応するIPアドレスのサーバを教える仕組みです。閲覧者はURLでアクセスしているつもりですが、実際にはDNSが裏でドメインと呼ばれる名前に対応するIPアドレスを調べて、そのIPアドレスを持つサーバにアクセスしているのです。

これによって、閲覧者はURLだけで該当のサーバにアクセスできます。


まとめ

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今日はAWSのサービスを理解する上で、次のような専門用語について徹底解説しました。


今日の記事を参考に、AWSに対する理解を深めていただくと幸いです。

今日の記事はこれで終了です。

【参考】