Flutterとは?特徴やできることを初心者向けに徹底解説
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おはようございます。Shotaです。
❓「Flutterって最近良く耳にするけど、どのようなものなの?」
❓「Flutterを勉強してみたいけど、何から始めればいいのかわからない」
今回の記事では、そのように悩んでいる人に向けて
この3つを中心に解説していきます。
それでは本題に入りましょう。
Flutterとは?
FlutterとはGoogleが提供するモバイルアプリケーションフレームワークの一つで、クロスプラットフォームとして有名です。クロスプラットフォームとは、Android, iOS, Windows, Macなど異なるプラットフォーム上で動かすプログラムのことです。
クロスプラットフォーム開発に対して、OSごとに用意されている環境で開発を行うことをネイティブ開発と呼びます。一般的に、Androidアプリ開発を行う際には主に「Kotlin」、iOSのアプリ開発では「Swift」を使用しそれぞれ別の言語を利用してアプリ開発を行う必要がありました。
しかし、クロスプラットフォームを利用することで一つの言語、すなわちFlutterの場合は「Dart」言語でコーディングすることでAndroidやiOSの両方に対応したアプリを開発できるのです。
Flutterをおすすめする対象
Flutterを勉強するのをおすすめするプログラマーは次のような方です。
特に、上記に当てはまる方にも馴染みやすいソリューションであり、もちろんそれ以外の人でも十分利用価値のあるフレームワークです。
Flutterの特徴
メリット
Flutterを使うメリットは次の通りです。
開発機関の短縮と開発コスト削減
ネイティブ開発との特に大きな違いとして、一つのコードでiOS/Androidの開発が両方可能なので開発の短縮に繋がります。コード量や作業工数の削減につながることで結果的に開発の期間やコストの削減に繋がります。
保守コストの削減
ネイティブアプリでは、Androidプログラマー、iOSプログラマーなどのようなエンジニアが保守運用に関わる必要があります。しかし、クロスプラットフォームであれば一つの言語で対応するため、単純に一人でも対応できるので、人的リソースの確保を簡単にでき、保守運用コストの削減も期待できます。
ホットリロードによる変更への対応能力
ホットリロードとは、プログラムを書き換えた後に即時にUIに反映させる機能です。この機能の最大のメリットは、プログラムを変更した際に変更箇所を実機ですぐに確認できることで変更箇所の確認に時間をがいらないことです。この機能で開発効率を十分にあげられます。
マテリアルデザインによるUIの統一値豊富なデザイン
Flutterでは、Googleが推奨するマテリアルデザインを採用しています。マテリアルデザインとは、ユーザが直感的に理解し、操作できるデザインのことを指し、プラットフォームに関係ない共通のUIデザインを作れます。
この機能のおかげで、視覚的に訴えかけるデザインを作れます。
デメリット
ところが、Flutterにもデメリットは当然あります。
端末固有機能との連携
一般的にスマートフォンに搭載されているカメラ、GPS、プッシュ通史などの基本機能についてはFlutterでも実装できます。
ところが、Android/iOSの特有の機能を利用する際や複雑なしようで細かなカスタマイズを必要とする場合は各OSで個別に開発する必要があります。
最新機能や最新OSへの対応
AndroidやiOSでも日々、最新機能が搭載されたり最新OSへの更新が発生したりします。Flutterはこれらの最新機能・OSへの対応は基本的にリリース後になるので、早急な対応は難しいのが現状です。
プログラミング言語Dartとは
Flutterは「Dart」という言語で開発します。多くの方にとって、この言語は少々聞き慣れない言語かもしれません。AndroidやiOSのためにKotlinやSwiftなどの別の新しい言語を覚えるのが大変なので、モバイルフレームワークを探している方にとっては良い印象を持ちにくいでしょう。
ところが、JavaScriptやJavaについて知っている人であれば、Dartについて深く考える必要はありません。
これまで注目されなかったDart言語
もともと「Dart」はJavaScriptの代替言語として2011年にリリースされました。そのため、TypeScriptと似ており、目的も同じのためおおよそ同じレベルの言語として解釈して大丈夫です。
また、Flutterでモバイルアプリを作る際にDartについて勉強する必要はありません。
Dart言語のメリット
Dart言語には以下のようなメリットがあります。
- UIをブロックしない非同期処理や、UI定義もしやすいコレクション記述などUI処理を記述しやすい
- 開発しながら同時に動作を確認できるような生産性を考慮した開発環境が整っている
そして、DartはこのFlutterというモバイルフレームワークにとってはネイティブの言語であり、その利点が様々なところで生かされています。
まとめ
今回の記事ではFlutterについて徹底解説しました。
今回の記事を参考にFlutterについての理解や、Flutter開発に興味を持ってくだされば幸いです。
今回の記事はこれで終了です。
【参考記事】