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【Python・クラス】~クラスの作成~


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おはようございます!Shotaです。

今日も早速、Pythonに関する記事を書いていきます。

今日も引き続き「クラス」について解説していきます。

 

【目次】

 

クラスの作成

クラスの定義

Pythonでは、クラスを以下のように定義します。

 

class クラス名:

 ---クラスの内容---

 

「class」という予約後の後に名前をつけ、最期にコロンを記述します。そして次行より、右にインデントをしてクラスの内容となる実行分を記述していきます。内容となるインスタンス変数やメソッドについては後述するとして、まずは「クラスの基本形」をしっかり押さえておきましょう。

 

インスタンスの作成

作成したクラスは、インスタンスを作って以下のように利用します。

 

クラス名()

 

めちゃくちゃ簡単ですね。定義したクラス名に()をつけて呼び出すだけです。関数の呼び出しなどと同じ感覚で考えればいいでしょう。

作成されたインスタンスはそのまま変数に代入します。以降は、この変数を使ってインスタンスを操作していきます。このインスタンスを作成する関数はコンストラクと呼ばれます。

 

クラスを使う

試しに、以下のコードを書いて実行してみましょう。

 

class sample:
    print('HELLO WORLD')

sample()

 

▼実行結果

HELLO WORLD

 

作り方はざっくり次の通りです。

 

①classの後に「sample」と名前をつけて、コロンで文を終了させる。

②クラス内の処理は、「HELLO WORLD」という文字列を表示させる。インデントを絶対に忘れないこと。

③クラス名「sample」の後ろに()をそのまま付けることで、インスタンスを作れる

 

このような手順を踏むと、クラスを実行できます。

今度はインスタンス変数を使って実行してみましょう。

 

class sample:
    message = 'HELLO WORLD'

text = sample()
print(text.message)
text.message = 'HELLO'
print(text.message)

 

▼実行結果

HELLO WORLD
HELLO

 

 最初にデフォルトで設定されている値が出力され、それから書き換えた値が出力されます。インスタンス変数の値の読み書きをしているでしょう。ここでは、以下のようにクラスを定義します。

 

class sample:
    message = 'HELLO WORLD'

 

 sampleクラスの中に「message」という変数を用意しています。これが、インスタンス変数です。クラス変数はごく普通の変数と何ら変わりありません。

ここでは、以下のようにインスタンス変数を呼び出しています。 

 

text = sample()
print(text.message)

 

最初に変数textにクラス「sample」のインスタンスを代入します。そして、 インスタンスのあとにドットを付けて変数を記述します。このようにしてクラス変数を呼び出します。

 

まとめ

 【本日のまとめ】

  • クラスは、「class クラス名:」という形式で定義する。クラスの内容は、これよりも右にインデントして記述する
  • インスタンスは、クラス名のコンストラクタを使って作成する。コンストラクタはインスタンスを作成する関数
  • クラス変数はクラス内で変数を宣言すれば作られる。インスタンスの後にドットを付け、続けて変数を記述してアクセスできる

 

 

本ブログでは、こんな感じでPythonにまつわる情報や基本的な知識、Pythonの操作方法やニュースをたくさん紹介していきます。毎週日曜日に、普段とは趣向を変えて有名な自己啓発本・ビジネス書を要約・考察するブログを書いていきます。

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明日も昨日に引き続き「クラス」を解説していきます。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

【参考図書】

gihyo.jp