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ランタイムエラー/コンパイルエラーをそれぞれ簡単解説


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おはようございます。Shotaです。

今回の記事は、ランタイムエラーとコンパイルエラーについてそれぞれ詳細に解説していきます。


ランタイムエラー(runtime error)

ランタイムエラーはコンピュータプログラムの実行時に発生するエラーを意味します。プログラムを実行できないレベルの致命的なエラーで、その時点でプログラムの動作が強制的に中断されます。

プログラムは通常、ソースコードからコンピュータの実行可能な形式に変換されるため、この段階で処理できないコードの誤りについては検知・修正されます。ランタイムエラーはこのようなチェックでは未然に防げません。

ランタイムエラーが発生する要因には、主に以下のようなものが考えられます。

  • 実行に必要なライブラリがない
  • メモリ容量が最低限必要なサイズを上回っている


このように、単体では問題ない複数のコードの組み合わせや論理に致命的な矛盾や欠陥が生じる際に発生することが多いです。

コンパイルエラー(compile error)

コンパイルエラーはプログラムを機会が理解できる言葉(機械語)の命令に変換する際に発生します。コンパイルを行うコンパイラが、人間が書いたプログラムに何らかの誤りがあって変換できない時に起こります。

通常、人間が理解できる言葉で記述されたプログラムはコンパイラで解析され、コンピュータがそれを実行できる形式に変換されます。コンパイルエラーはそのプロセスで問題が発生してそれ以上処理を実行できなくなる事態を指します。

最も多い原因はソースコード中に含まれる誤ったコードで、その部分を解析したり変換したりすることができずにエラーが発生します。

コンパイルエラーが発生すると、その種類や原因、問題が含まれるプログラムファイルの名前や行番号、コードの部分がエラーメッセージとして出力されます。このメッセージを頼りにエラーを発見し、修正をします。(いわゆるデバッグ作業)

まとめ

今回の記事では、ランタイムエラーとコンパイルエラーをそれぞれ簡単に解説しました。

まとめると、このようになります。

  • ランタイムエラー(runtime error):プログラムを実行する際に発生するエラー
  • コンパイルエラー(compile error):プログラムを機械語の命令に変換する際に発生するエラー


今回の記事を参考に、ランタイムエラー/コンパイルエラーについてそれぞれ理解を深めていただければ幸いです。今回の記事はこれで終了です。

参考サイト

e-words.jp

e-words.jp

codezine.jp