【毎週日曜更新】本の要約・考察第40回~『LIMITLESS 超速学習法』~
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おはようございます。Shotaです。2022年が始まって1日が経過しました。
今日は日曜日なので、本の要約・考察記事を書いていきます。
今日取り上げる書籍は『LIMITLESS 超加速学習』です。
本記事を読んでいるあなたは普段あなたは非常に勉強熱心だと思います。勉強している最中に、あなたは以下のような悩みを抱えていませんか?
🤨「集中力がなかなか持続しない」
😱「一日を無駄に過ごしてしまった....」
😭「どうすればもっと効率よく勉強できるんだ....」
このようなな闇を抱えている人は少なくないと思います。
そこで本記事では、
- 集中力を高める方法
- 学習効率をアップする方法
この2つにフォーカスを当てて解説していきます。
それでは早速、本題に入りましょう。
集中力を高める方法
超人的な力を発揮する人と、そうではない人の違いは何でしょうか?その差は集中力にあります。
「いつの間にかタスクに没頭していた...」
このような経験は何回かあるでしょう。そのようにできた理由は、あなたが目の前のタスクに注意を向けてすぐさま取り掛かり、何事にも集中を乱されなかったからです。
では、どうして私たちは集中できないのでしょうか?それは、一言で言えば、私たちは学校の講義で集中力をキープするトレーニングを行っていないからです。
集中すると、あるタスクに対する脳の能力を、そのタスクをやり遂げられるレベルにまで達します。しかし、集中できない場合は心身ともに没頭できないので、本当にしたいことを実現できるレベルは限りなく低いです。
集中力の天敵は注意散漫です。
一つのことだけに意識を向ける
本書では、集中力は人間のあらゆる成功と挑戦の核にあるもので、鍛えられる能力だと強調されています。集中力は、簡単に言えば一定時間一つの物事に意識を向け続ける能力です。しかし、私たちは普段の生活でたくさんあるテクノロジーの影響でなかなか集中力をキープできずにいます。(TwitterやYouTubeがその代表例)
どうして私たちは一つの物事に集中できないのでしょうか?集中力が欠如している要因を、私たちの多くは色んなことに注意を向けがちな頭の働きにあると思っているでしょう。ところが、本書では全く違うアプローチで検討しています。
本書では、意識を「明るい光の玉」にたとえて、それが頭のあちらこちらに移動しているからだと考えます。その光の玉を一定の間、頭の一箇所に留める訓練をすれば、集中力を高められるのです。
当然最初は簡単ではありませんが、意志の力を使って練習するうちに上手にできるようになります。
このようなやりかたはほぼどのような状況でも役に立ちます。
- 人と話す際には、その人との会話以外に意識を向けないように訓練する
- 読書する際には、今読んでいる本の活字一つ一つに目を向ける
これを1日1時間練習すれば、じきに考えなくてもできるようになるでしょう。一度に複数のことをやるマルチタスクは非常に非効率的なやり方なので絶対にやめましょう。他のことはすべて排除し、今自分がやっていることだけをしましょう。
一度に一つのことをやることで、集中力を効率よく鍛えられるのです。
集中力を高めるもう一つの方法は、散らかったものを片付けることです。周囲煮物が散らかっていると、それがあなたの注意を求めて争うので、パフォーマンスが下がったり不安やストレスが向上したりするのです。
集中力を高める上で重要なことは、集中する妨げになるものは徹底的に排除することです。生産性を何より高めたければ、自分が作業している場所に置くモノの数を減らしましょう。
空白時間を設ける
集中力を高めるためには、目の前のタスクに取り組むだけでは十分ではありません。集中するためにはそれを妨げるものを排除し、持てる注意を全てつぎ込む能力が求められます。しかし、保咽頭にそのようなことができるのでしょうか?
私たちが普段接している情報は、総じてあなたに多大なストレスを与えています。それらの情報に接し続けていると、あなたの脳のダメージは計り知れないものになります。その結果、集中力を保てず注意散漫に陥ってしまうのです。
では、そのことを踏まえて脳にダメージを軽減させる上で重要なことは何でしょうか?それは、頭の中を空っぽにする時間を設けることです。
そのためには、瞑想のような沈黙の時間を作ることが何よりも重要です。そうすることで、脳が受けるストレスを多少軽減できます。
学習効果の最大化
本書では、学習効果を最大化するための習慣を7個紹介されています。全部解説するのは難しいので、特に重要だと思った習慣をピックアップします。
- アクティブリコール
- 時間を開けて復習
- 脳に最適なノートのとり方
それぞれ順番に解説していきます。
アクティブリコール
アクティブリコールとは、簡単に言えば「能動的に思い出す」と言う意味です。
テキストを復習して、その直後にどれくらい思い出すことができるのかを確認する勉強方法です。これによって、単なる認識(そのページの文字に見覚えがあること)と、想起(そのテキストを能動的に記憶に定着させること)を区別できます。
アクティブリコールは次のように使います。
- 勉強中の素材を復習する
- 本を閉じて、復習した範囲で思い出せることをすべて書き出すか発声する。
- もう一度、素材を確認する。自分がどのくらい思い出しているのか確認する。
このプロセスを数回繰り返せる十分な学習時間を確保しておきましょう。
時間を開けて復習
見直しの間隔を開け、その間に忘れた情報を重点的に復習できたら脳の力をフルに活用できます。
本書ではこれを「間隔反復」と呼んでいます。この間隔反復は、脳の学習効果を最大化させるために非常に効果的です。
例えば、午前中に1度だけ見直し、夕食前にもう1回見直すプロセスを4日連続で繰り返したら、今度は別の素材を同じ間隔で見直します。この手法とアクティブリコールを一緒に使いましょう。
脳に最適なノートのとり方
勉強の下準備として勉強の効率を上げるために、ノートを取る力は非常に有益です。
ノートを取ることの最大のメリットは、自分の語彙や考え方に合わせて情報をカスタマイズできることです。しかし、多くの人は効率の良いノートのとり方を知りません。
やりがちなのは、ノートを書くのに気を取られて肝心の情報を取り逃す、聞いたことを残らず書こうとする、あとで使えない形で書いてしまう、というようなことが考えられるでしょう。
ノートのとり方を強力なものにするためには、以下のようなことをやってみましょう。
- ノートを取る目的を理解する
- 自分に必要な情報とそうではない情報の区別をつける
- 積極的にノートを取る
- 必要な情報をピンポイントで聞き、後で思い出しやすい方法で残す
- 書くときは手書き。キーボード入力は学習効果を損ねる。
- 真剣に聞く
ノート力をいつでもフルに活用したければ、以下のようなTIP(コツ)をフル活用しましょう。
Think(考える):ノートを取る前に、その時間から最も手に入れたい情報を考える
Identify(見極める):示された情報によく耳を傾けて、目的と照らし合わせて最も重要な部分を見極める
Prioritize(優先する):書いたノートを見直しながら、最も自分のためになる情報を優先的に抜き出す
まとめ:集中力は今からでも鍛えられる
まとめに入ります。
今回の記事では、『LIMITLESS 超速学習法』を詳細に徹底解説しました。
最後に個人的な補足を入れてこの記事を締めくくりたいと思います。それは、集中力は今からでも鍛えられるということです。
本書では、集中力を上げたり、もっと効率よく勉強したりするための方法について詳細に書かれてありました。それは逆に、「集中力は今すぐにでも鍛えられる」ということを暗示していると思います。
😭「集中力がまったくない...」
😥「どうすればもっと集中して作業できるの....?」
😞「もう自分にはどうにもできないからいいや...」
このように考えている方は少なくないでしょう。しかし、今回の記事の内容を踏まえると、私は
「集中力は今からでも鍛えられる」
と思います。
長くなりましたが、今回の記事はこれで以上です。
【参考図書】