PythonのWEBフレームワークとは？特徴や種類を徹底解説
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おはようございます。Shotaです。
プログラミング言語のPythonは、WEBアプリ開発からAI(人工知能)の開発まで使える汎用的な言語として注目を集めています。プログラミング言語には「WEBフレームワーク」と呼ばれる機能があり、これを活用することでソースコードを書く作業を効率化できます。もちろん、Pythonにもフレームワークがあります。
そこで、本記事では
「どのフレームワークを使えばいいのかわからない」
このような人向けに、PythonのWEBフレームワークについて詳細に解説します。
WEBフレームワークとは
WEBフレームワークとは、WEBアプリの開発を効率化するための機能が詰まったツールのことを指します。
「フレームワーク」という言葉には、「枠組み、骨格」という意味があります。WEBフレームワークとは、言い換えれば「枠組みを使ってプログラミングできる」ということになります。
WEBフレームワークを導入することで手で書くコード量を減らし、作業速度を上げられます。
しかし、フレームワークのみですべてのソースコードを記述するということはありません。一部をフレームワークで補い、残りはプログラマーがコーディングします。
主なPythonのWEBフレームワーク
本記事では、PythonのWebフレームワークで特に人気のあるフレームワークを紹介します。フレームワークごとに特徴や用途、できることなどは異なります。
自分がやりたい開発を検討しながら、各フレームワークの特徴を比較してインストールしてください。
Django
DjangoはPythonのWebフレームワークで最も知られています。DjangoはデフォルトでWEBアプリ開発に必要な機能が備わっているのが特徴です。よくある定番の画面や機能はDjangoに自動で作らせて、重視したい機能に時間を割けるので、効率的な開発ができます。
信頼性や拡張性が高く、「Instagram」や「Pinterest」などの有名なWEBアプリでも活用されています。
Djangoの特徴は、以下の記事で詳細に解説されてあります。興味のある人は、是非参考にしてください。
shotanukumizu-1000.hatenablog.com
Flask
Flaskは必要最低限の機能だけをまとめた軽量でコンパクトなWebフレームワークです。必要最低限の機能しかないので、シンプルでわかりやすいのが最大の特徴です。
Flaskは初めて自分でWebアプリを開発したい人におすすめできます。軽量なので、高速なWebサイトを構築したい人にめちゃくちゃオススメできます。
WEBフレームワークを使うメリット
Webフレームワークを使ってアプリ開発を行うメリットは以下のようなものが挙げられます。
開発の効率アップ
フレームワークに備わっている機能を活用することで、開発にかかる作業を効率化できます。
開発にかける時間や金銭的コストを削減したい企業にとって、フレームワークは大いに役立つでしょう。個人開発でも、チームで開発しているエンジニアでもフレームワークが開発の手助けになっています。
ソースコードの書き方を統一しやすい
複数名のプログラマーで開発をするとき、メンバーにフレームワークのルールを守らせることでソースコードの統一化を図りやすくなります。
ソースコードの書き方は、プログラマーによって若干異なります。自分以外の人が書いたコードを見ると、処理や動作を理解できないということもよくあります。
書き方にルールを付けることで、メンテナンスやデバッグがしやすいというメリットがあります。
プログラマーのコーディング量とエラーを減らせる
フレームワークを使うことで、プログラマーのコーディング量を減らせます。それだけではなく、作業を効率化できます。
プログラマーが手作業でコードを入力するとどうしてもミスが発生します。フレームワークを使うことで、プログラマーのコーディング量が減り、人的ミスを減らせます。その結果、エラーの修正作業が減りますので作業効率化に繋がるのです。
WEBフレームワークを使うデメリット
もちろん、WEBフレームワークにもデメリットがあります。
フレームワークの使い方を習得するのに時間がかかる
一度使い方を覚えてしまえば便利なフレームワークですが、それを習得するためには時間的なコストが掛かります。未経験者の人はなおさら時間が必要でしょう。
特に、ユーザの少ないフレームワークは参考となるサイトや書籍が少ないこともよくあります。少ない情報の中で使い方を覚えるとなると、かかる労力も大きくなってしまいます。
カスタマイズできる範囲が限定される
アプリを開発している最中に、オリジナルのカスタマイズがしたくなることはあるでしょう。
その場合、フレームワークの中身をいじり、自分でコーディングしなければなりません。カスタマイズを積極的にしたければ、フレームワークを書かずにコードを書いたほうが良いかもしれません。
まとめ
今回はPythonのWebフレームワークについて、特徴や種類を中心に徹底解説しました。
今回の記事を参考に、PythonのWebフレームワークについて理解を深めていただけると幸いです。
今回の記事はこれで終了です。
【参考サイト】
