【Kotlin入門】②プログラムの基本構造と文字列表示
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おはようございます。Shotaです。
今回の記事では主に次のようなことを説明します。
- Kotlinプログラムの基本構造
- Kotlinで「Hello world」と表示する方法
▼前回の記事はコチラ
shotanukumizu-1000.hatenablog.com
プログラムの基本構造
プログラムではWEBサービスや人工知能、スマホアプリやゲームなど色んなものを作れます。そう聞くと、一見プログラムでは複雑なことをしているように思えるかもしれません。
しかし、プログラムの動きはシンプルです。次の3つに分けることができます。
- 順次進行
- 条件分岐
- 繰り返し
この3つの基本構造を使えば、複雑なプログラムを作ることができます。そして、この3つはどのプログラミング言語にもあります。
順次進行
順次進行とは、プログラムが書かれている上から順に処理をしていくというプログラムの構造です。プログラムの最も基本的な動きになります。
例えば、ソースコードが「A」「B」とPCの画面上に表示させるプログラムだったとします。このプログラムを実行すると、上から順番に「A」「B」と表示されます。これが順次進行です。
条件分岐
条件分岐とは、特定の条件に応じて処理を変えるというプログラムの構造です。
例えば、ある変数の値が10以上であれば「X」と画面上に表示させて、それ以外であれば何も表示させないという処理ができます。
繰り返し
繰り返しとは、決まった回数や条件を満たすまで同じ処理を繰り返すプログラム構造です。反復処理とも呼びます。
例えば、文字列「X」を20回表示させたい場合や配列型のデータにある要素を順番に取り出したい場合に使います。
Kotlinで文字列の表示
では、実際にKotlinで文字列を表示してみましょう。デスクトップに適当な名前をつけましょう。管理人はkotlin-sample
にしました。
作ったファイルの中に新しくファイルを作りましょう。ファイル名は何でもいいですが、拡張子.kt
を忘れないようにしてください。さもないとKotlinファイルとして機能しません。
完成形は以下の画像になると思います。
それでは、Kotlinのコードを書いていきましょう!
Kotlinでは、関数からプログラムが開始します。
まずは、次のコードをコピペしてください。
fun main() { println("Hello world") }
関数の書き方は次のとおりです。
fun
と書いて、半角スペースを開けてmain
と書きます。そして、丸括弧を書き中括弧の中に処理を書きます。
Kotlinではmain
関数からプログラムが始まります。
実際にこのコードを実行してみましょう。
ちなみに実行方法は書いたプログラム上で右クリックして「Run Code」をクリックします。
すると、画面の下に次のような文字列が表示されると思います。
[Running] cd "c:\Users\....." && kotlinc-jvm sample.kt -include-runtime -d sample.jar && java -jar sample.jar Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: Options -Xverify:none and -noverify were deprecated in JDK 13 and will likely be removed in a future release. Hello world [Done] exited with code=0 in 6.732 seconds
あとはこれに次のコードを付け加えてみましょう。
println("Hello Kotlin")
sample.kt
の全体像は次の通りです。
fun main() { println("Hello world") println("Hello Kotlin") }
実行すると、以下のように表示されると思います。
[Running] cd "c:\Users....." && kotlinc-jvm sample.kt -include-runtime -d sample.jar && java -jar sample.jar Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: Options -Xverify:none and -noverify were deprecated in JDK 13 and will likely be removed in a future release. Hello world Hello Kotlin [Done] exited with code=0 in 5.473 seconds
上から順番に処理されていることがわかりますね。
まとめ
今日の記事では主に次のようなことについて説明しました。
- Kotlinプログラムの基本構造
- Kotlinで「Hello world」と表示する方法
今日の記事はこれで終了です。
【参考サイト】