Pythonプログラムで自動化できる事例
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おはようございます。Shotaです。
Pythonプログラミングの強みの一つとして、ライブラリを活用して退屈で面倒な仕事を自動化することが挙げられます。Pythonのライブラリには「標準ライブラリ」と「外部ライブラリ」の2種類がありますが、両者とも仕事の自動化に活用できます。
標準ライブラリは、ファイル管理、テキスト・CSVファイルの読み書きなど、基本的な処理に用います。Pythonと一緒にインストールされるので、すぐに利用できます。
外部ライブラリは、Excelなどのファイル操作から人工知能、Webアプリケーションまで、多種多様なプログラムに活用できます。現在20万知覚公開されている中から無料でインストールできます。
今回はこれらのライブラリを活用してどのように自動化できるかを実例を用いて説明します。
ぜひ実際にコードを動かしてみてPythonの醍醐味を実感してください。
Pythonで自動化できること4つ
前述の通り、ライブラリが非常に豊富なPythonですが、ここでは自動化できることを大きく4つに分けて紹介していきます。すでに自動化したいことがある方はもちろん、特別自動化したいことがない方もPython自動化のイメージに役立ててください。
事例1:Excel操作の自動化
Pythonではエクセルの操作を自動化できます。Excelへのデータ入力やコピペのような転記作業もPythonで自動化できます。
Excelだけで完結できる作業ならExcel操作に特化したVBAの方が適していますが
「ExcelデータをWebアプリに転記したい」
「Web上のデータをExcelに転記してレポートを作りたい」
というように、Excelだけではなく他のブラウザや他のアプリと連携させたい時はPythonでプログラムをつくるのがおすすめです。
Pythonを使ってExcel操作をするには、「openxl」というライブラリが必要です。
事例2:Webからのデータ収集
Pythonはウェブから自動的にデータを収集できるスクレイピングが得意です。手入力だとブラウザにキーワードを一つずつ入力して検索する手間がかかりますが、スクレイピングであれば指定したWebサイトにアクセスし、目的の情報を自動で取得できます。
例えば、ニュースサイトにある見出しとURLを抽出するというような使い方が考えられます。文字情報だけではなく、画像も取得することができます。
PythonのWebスクレイピングに必要なライブラリは以下のようなものが挙げられます。
- Beautiful Soup
- Scrapy
- Requests
事例3:画像編集
Pythonでは画像編集ができます。画像編集ライブラリである「Pillow」を使えば、画像の拡縮を始め、画像の一部を切り取るトリミングと言うような編集も一括処理できます。
ブログにアップロードする画像の加工や重要書類のモザイク加工など、画像を扱う作業はたくさんあります。一枚ずつ画像編集する手間に困れば、Pythonで自動化することをおすすめします。
事例4:ブラウザの操作
Webサイトからのデータ収集だけではなく、ブラウザ自体を人と同じように操作することもPythonは得意としています。具体的にはSeleniumというブラウザ操作に特化したライブラリが用意されています。
まとめ:Pythonで自動化したい作業をまずは決める
今日の記事ではPythonの自動化について解説しました。
Pythonはライブラリが非常に豊富なので様々なことを自動化できます。Pythonの基本的な文法が必須だとしても、その先の「何を自動化したいのか」が決まらないと、自動化を習得することはできません。
自動化の対象が多岐にわたるので何から始めていけばいいのかわからない人もいるかもしれません。まずは、「何を自動化したいのか」を先に決めるのがおすすめです。 目的が明確なら、Pythonの基本文法と目的に応じたライブラリを学ぶだけなのでスムーズです。
少しでも自動化に興味を持っていただき、Pythonの学習に取り組むきっかけになれば幸いです。
今日の記事はこれで終了です。
【参考サイト】