IT用語「トランザクション」を徹底解説
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おはようございます、Shotaです。
みなさんはIT用語である「トランザクション」を知っていますか?トランザクションはそもそも商取引を意味しますが、IT分野で使われる際は少々異なる意味を持ちます。
今日の記事を読んで、トランザクションの意味を理解していきましょう!
【目次】
「トランザクション」の定義
トランザクションは英語で「transaction」と表現します。一般的な意味とIT分野で使われる意味が全く異なるので、ここで理解しておきましょう。
IT用語辞典「e-Words」では以下のような説明がなされています。
トランザクションとは、商取引、売買、執行、取扱、議事録などの意味を持つ英単語。ITの分野では、取引記録などの意味の他に、ソフトウェアの処理方式の一つで、互いに関連・依存する複数の処理をまとめ、一体不可分の処理単位として扱うことを指す場合が多い。
IT分野における「トランザクション」は、主にソフトウェア処理方式の一種のことを指します。代表的なものは、金融機関のコンピュータシステムを使って行われる振込処理です。
それに、後に詳細に説明しますが、transactionはそれ以上分けることができない処理で、処理結果は「失敗」か「成功」しかありません。中途半端な結果は出ず、失敗すれば実行前に戻ってしまいます。
そのため、今回紹介したような「分割してはいけないひとくくりの処理」に対して適用されます。
「トランザクション」に関連する言葉
本章では、transactionに関連する言葉を紹介します。
トランザクション処理
トランザクション処理とは、複数の処理をひとまとめにする処理のことを意味します。この処理単位のことをトランザクションといいます。
データベース管理システム
トランザクションはデータベース管理システムに含まれるケースがあります。データベース管理システムはデータベースを管理し、外部からの要求に応じてデータを検索したり抽出したりするソフトウェアです。
まとめ:トランザクションは「複数の処理をひとかたまりにしたもの」
トランザクションは複数の処理を一つの塊にした単位です。
処理を分割することで発生するデメリットを避ける目的で使用される処理方式です。
今後IT関連のニュースなどで「トランザクション」という言葉が出てきた場合は「ひとかたまりの処理」として内容を理解していきましょう。
今日の記事はこれで以上です。
【参考サイト】