【毎週日曜更新】本の要約・考察第15回~『HIGH POWER MARKETING』~
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おはようございます。Shotaです。今日は日曜日なので、本の要約・考察をしていきます。
今日紹介する本はジェイ・エイブラハムさんが書かれた『HIGH POWER MARKETHING』です。
本書はアメリカで刊行されている経済雑誌『Forbes』が選ぶ全米トップ5に入るコンサルタントで、メンターのメンターと称されるジェイ・エイブラハムの世界的ベストセラーを新しく全訳し直したものです。日本では『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』として2001年に出版された後絶版になり、マーケティングの聖書として10,000円以上の工学で中古本が取引されていました。
その後、『HIGH POWER MARKETHING』として刷新されてベストセラーになり、長くコンサルタントやマーケターの聖書として愛用されていました。
日本のマーケティング関連書籍のノウハウは、ほとんど本書から引用されているのが大半です。
本書は非常にボリューミーな内容で、一度読んだだけでは理解できないかもしれません。しかし、最初から最後までゆっくり丁寧に読む必要はございません。このような本は読み手の成長に合わせてその時々に意味を与えてくれます。速く読み終えることは大して重要なことではありません。
本書の内容を理解できれば、人生で躓くことはなくなるでしょう。私もこの本を読んで未だに全く理解できませんが、少しずつ何度でも読み返して自分のアクションプランにつなげていきます。
【目次】
現状を把握する
本書では、ビジネスにおいて最初にやるべきことは「現状を把握すること」であると強調しております。そのためには、自分の強さと弱さを逐一確認する必要があります。それが競合とどのように関係するのかを深く検討しながら自分のビジネスのメリットとデメリットを把握しましょう。
本書では自分のビジネスのメリットとデメリット両方を把握するために、50個の質問が用意されています。本記事ではすべてを掲載することは不可能なので、質問の内容を知りたい人は実際に購入して内容を確認してください。
自分のビジネスのメリットとデメリットを両方把握することは、自分の現状を認識することに繋がります。そうしないと、自分のビジネスのどの部分に焦点を当てて改善して検討するべきかわからなくなります。まずは強味と弱みを中心に、自分の現状を把握することから始めましょう。
人と違う強みを探す
ビジネスやキャリアにおいて、あなたがクライアントの目に魅力的な人間に映ると、クライアントがライバルではなくあなたを選ぶ大きな理由に繋がります。そのためには、クライアントがはっきりと認識できる自分の本物の強みを作り出さなければなりません。言い換えれば、「あなたの独自性」を生み出す必要があります。更に噛み砕いて言い換えると、「あなたでしか得られない価値」を自分で作る必要があります。そうしないと、あなたを選ぶ理由がありません。
本書ではこれに対する具体的なアクションプランを次のように示しています。
クライアントに対して、あなたがすでに提供している強みやメリットをリストアップしましょう。次に、競合は提供しているけどあなたが提供していない強みやメリットをリストアップしましょう。次に、一番重要な、または一番お気に入りの取引先をリストアップしてください。他の競合ではなく他の人達と取引するのが好ましいと思われる最大の理由に目を向けてみてください。それを1行以内にまとめてみましょう。
最後に、どのような分野でも構わないので、あなたが知っていたり見たりしたことがある有数の成功事例を思い出しましょう。その中から、
- 成功者の最大の強み
- あなたがそのまま応用できること
この2つを中心に検討してみましょう。
クライアントや雇用主に対して提供できるユニークな強みとメリットに注目してそれを活性化することを理解できれば、結果をそのまま手に入れることができます。
気前の良いクライアントを探す
すべてのビジネスにおいて、去ったり購入をやめたりするクライアントがいます。これは本当に仕方のないことです。
ところが、実は本書に劇的にこの確率を減らす方法があります。
それは、できる限り多くの活発なクライアントと定期的にコミュニケーションをとることです。非常に単純なことですが、そうすることで誤解や予期しない取引の中断から自分の身を守ることができます。
仮に直接会いに行ったり電話をかけたりできないなら、クライアントに心から共感しつつ敬意を払ったメールを送ってみましょう。TwitterやFacebookのようなSNSでつながっているのであれば、ダイレクトメッセージのような機能を使って直接のやり取りをするのもいいでしょう。(個人的に言えば、メールよりもダイレクトメッセージのほうが絵文字をたくさん使えて気持ちが伝わりやすいと考えています。)
ビジネスの極意―卓越論
本章で紹介する卓越論は非常に強力ですが、非常に単純で独力で自分のビジネスを変えることができます。競合に関係なく、誰もがあなたと取引をしたいと考えます。
なぜ、他の人よりも遥かに大きな成功を収める人がいるのでしょうか?ほとんどの場合、他の人よりも優れた「戦略」があるからです。それが「卓越論」なのです。卓越論とは、簡単に言えばクライアントのニーズをあなたのニーズよりも常に優先させることができる能力を意味します。卓越論をマスターすれば、成功は自然とついていきます。本書によると、多くの会社や人は自分の利益を出すことを優先しがちで、クライアントが望んでいる結果を理解することに時間をかけません。
まずは、あなたと仕事やビジネスで関わっている人の真のニーズや彼らが求めている結果を考えることから始めましょう。そうすることで、あなたとクライアントの関係をより強固にし、「卓越論」という考えを実現できるかもしれません。
まとめ
今日はジェイ・エイブラハムさんが書かれた『HIGH POWER MARKETHING』について解説しました。
本書は内容が非常に難しいので、正直一度だけ読んでも内容がさっぱり理解できません。まだ20歳である管理人はまだ「マーケティング」というものを経験していないので具体的なイメージが付きませんでした。
しかし、本書を理解することでクラウドソーシング等で仕事を受注したり、クライアントのコミュニケーションを取ったりする際に大いに役立つのではないかと考えています。まずは本書の内容を理解することから始めていこうと思います。
今日の記事はこれで終了です。最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
【参考書籍】