RubyとPythonの徹底比較
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世界で人気のプログラミング言語の中に、「Ruby」と「Python」があります。両者とも人気・需要の高い言語ですが、今からプログラミング言語を勉強しようと思っている方の中には
❓どちらを勉強したらいいかわからない
❓言語にどのような特色があるのかわからない
という方もいらっしゃると思います。
そこで本日の記事は、RubyとPythonを両方とも徹底比較して、読者であるあなたの目的からRubyやPythonのどちらを身に着けたほうがいいかがわかる記事を書きました。
今回の記事をプログラミング言語選びの参考にしてもらえたら幸いです。
【目次】
RubyやPythonそれぞれの特徴と得意分野
Ruby
Rubyは日本人であるまつもとゆきひろ氏によって開発された、習得を簡単にするために工夫されたプログラミング言語です。日本人によって開発されたので、日本語での解説が多く理解しやすい言語です。
とても汎用性が高く、以下の通り様々なものを作れます。
数多くある言語の中でもWebアプリケーション開発に一番向いており、クックパッドや食べログなどのたくさんの有名サービスがこれまでRubyを使って開発されてきました。
Python
Pythonはオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発されたプログラミング言語です。今世界で人気と需要両方とも高まっている言語です。
Pythonは機械学習や人工知能のイメージがめちゃくちゃ強いですが、Pythonは汎用プログラミング言語なので様々なものを作れます。
- Webアプリケーション
- デスクトップアプリケーション
- ゲーム開発
- 機械学習
以上のようなサービスをPythonで作ることができます。YouTubeやInstagramなどの人気サービスもPythonで開発されています。
それだけではありません。文法がシンプルで書きやすいため初心者でも学びやすいことも人気急上昇の理由の一つになっています。
RubyとPython、どっち?
プログラミングは言語によってできることが全く違います。そのため、あなたの目的に合った言語を選ぶことが非常に大事です、
様々な角度から比較してみて、目的に沿った言語を選びましょう。RubyとPythonどちらを学ぶべきなのか簡潔にまとめていきます。
Rubyを学ぶべき人
Webアプリや、プログラミングの全体像をまずは理解したい人はRubyから学習に入るのがおすすめです。
理由はたくさんありますが、一つとして考えられるのは日本語の説明がPythonと比較して豊富であるということです。「なんとなくPythonが人気高いから」などという曖昧な理由でPythonを学ぼうとしている人はRubyから学んだほうがいいと思います。(PythonでもWebアプリを開発できますけどね。ちなみに管理人は「Pythonのほうが楽しい」という安直な理由でPythonから始めました。)
Pythonを学ぶべき人
Pythonを学ぶべき人は、機械学習に興味がある、あるいはデータ分析をしてみたいなどの明確な目的を持った人です。
人気は急上昇していますし、今後の需要が伸びていくのは間違いないのですが、それだけで選んで興味のないものを開発するのは困難だと思います。
明確なビジョンを持っていない人はまずはRubyから学んで全体像を掴み、Pythonの求人がもっと初心者にも流れやすくなってきたタイミングでPythonの学習を始めてみてもいいと考えます。
まとめ
【本日のまとめ】
Rubyは日本人が開発したプログラミング言語なので、日本語での解説が多く学びやすい。Webアプリケーション開発に向いている。
Pythonはオランダ人が開発したプログラミング言語である。そのため、日本語での解説はRubyと比べて少ない。しかし、文法がシンプルで学びやすいことから世界中で人気を集めている。機械学習に強い。
Pythonで実現したいことがあるならPythonを勉強しよう。機械学習を勉強するならPython一択。しかし、何も目的がなければRubyを勉強しよう。
今回の記事ではRubyとPythonを目的別に比較してみました。日本ではPythonよりもRubyを採用している企業の方が多いようです。(Pythonしか勉強したことない管理人にとってはある意味残酷な真実)
ところが、機械学習を極めたい人はPythonを勉強したほうがいいと思います。
結論、どちらも勉強しておいて損ではない言語と言えるので、これを気にどちらかの言語を勉強してみてはいかがでしょうか?
【参考サイト】