【毎週日曜投稿】本の要約・考察第9回 ~『エッセンシャル思考』~
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おはようございます!Shotaです。
今日は日曜日ということで、有名書籍の解説を始めていきます。今日紹介する本は20万部を突破したベストセラー『エッセンシャル思考』です。
この本を一言で言えば、とにかく「面白い」の一言に付きます。 本書は世の中に流通してある凡百の自己啓発書とはまったく異なります。内容にインパクトが有って、かつ物事の重大な本質を捉えているめちゃくちゃ貴重な一冊です。
本書は、無駄なことやタスク、つまらない毎日から脱却するために必要なことがびっしりと具体的に書かれています。
- 「今自分のやりたいことに取り組む時間がない...」
- 「毎日無駄なことを押し付けられて苦しんでいる...」
- 「自分にとって大事なことを知りたい...」
本書はこのような悩みを抱えている人に対してめちゃめちゃ良い解決策を具体的に提示してくれるのがおすすめポイントです。
前置きはこのくらいまでにして、さっそく本題に入っていきましょうか!!
【目次】
エッセンシャル思考とは
エッセンシャル思考はより多くのことをやり遂げる技術ではありません。正しいことをやり遂げる技術です。自分にとって大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを効果的に配分し重要な仕事で最大の成果を上げるのが狙いです。
実は優秀な人ほど、「自分の目指す方向性がわからない」という成功のパラドックスに陥りやすいです。成功を目指して突き進んだ結果、「頼れる人」という評判を得て数多くの仕事を振られることになってしまいます。それらを引き受けてしまうと時間とエネルギーが拡散され、やるべきことができず、本来の方向性を見失ってしまうからです。
人間は選択肢を多く持ちすぎると正しい決断ができなくなってしまいます。ところが、他人からの口出しの影響力が大きく、「全部断らずにやろう」という風潮が広まっています。
成功と充実感を得るためには、大事なことを断って本当に重要なことに集中する必要があります。そうするだけで、質の高いパフォーマンスができるようになります。
基本の3つの概念
エッセンシャル思考を実践するためには、その基本となる3つの考え方を理解することが必要不可欠です。
ここは非常に重要なことなので、図解にして要点をまとめてみました。
見極める技術
孤独――「考える」ためだけの時間をつくる
大多数の物事から、少数の重要なことを見抜くためには誰にも邪魔されない時間をあえて取る必要があります。誰にも邪魔されずにじっくり物事を深く考える時間を意識して作りましょう。
一人で自分だけの空間に閉じこもって、とにかく考える時間を作りましょう。毎朝5分でもいいです。忙しい日常から離れて、自分だけでいられる時間を確保してください。
そのために必要なことの一つとして、「読書」があります。特に、古典は読者の視野を広げて試練に耐えた本質的な思想を教えてくれます。そのようなジャンルの本を読むと、私たちの「常識」を根底から打ち壊してくれるはずです。
短い時間でもいいから、一人でいる時間を確保しましょう。
仕組み化の技術
バッファ――「最悪の事態」を想定する
私たちは予測不可能な世界にいます。この世の中に確実なことなどありません。だから、何が起こってもいいように予め何らかの準備をしておいたほうがいいです。そのために「バッファ」という考えが役に立ちます。
「バッファ」は、2つのものがぶつからないようにするためのものを意味します。 例えば、バッファ・ゾーンは地域を公害や汚染から守るために外の世界との間に設けられた保護地帯を意味します。バッファをもたせることで、周囲の悪影響が届かないうように設計されています。
予めなにかが起こることを想定し、万が一に備えましょう。そのためには、事前の計画や準備を十分に行っったり、最悪の事態や状況を想像したりする必要があります。
そうすることで、不測の事態が生じてしまったときに最小限のダメージで済ませられます。
まとめ
【本日のまとめ】
- エッセンシャル思考を実現するための3つの概念は「選択」、「ノイズ」と「トレードオフ」である
- 短い時間でもいいから、一人でいる時間を確保しよう
- 予め何が起こるかを想定し、万が一に備えよう。そうすることで、不測の事態が生じてしまったときにダメージを最小限に抑えられる。
本ブログでは、こんな感じで毎週日曜日に有名な自己啓発本・ビジネス書を要約・考察するブログを書いていきます。それ以外の日はPythonにまつわる情報や基本的な知識、Pythonの操作方法やニュースをたくさん紹介していきます。
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明日は「クラスの継承」について解説していきます。
長くはなりましたが....今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【参考図書】
【一部抜粋(サイト)】