【Python・ファイル操作】~ファイルの読み込み~
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おはようございます!Shotaです。今日も早速、Pythonに関する記事を書いていきます。
今日は「ファイル操作」について説明していきます。
【目次】
ファイルアクセス
Pythonでは、各種のコンテナのように多くのデータを扱うための機能が揃っています。しかし、そうしたデータをプログラムの中にリテラルで記述して実行するだけでは、汎用的なプログラムは作れません。別でデータを用意し、それを必要に応じて読み込んで利用するようなことができれば、作れるプログラムの幅ももっと広がります。
このようなときに多用されるのがファイルです。
あらかじめファイルに必要なデータを記述しておき、それを読み込んで利用すればデータだけいつでも修正できます。またプログラムで処理したデータをファイルに保存できれば本格的なデータ処理もできるようになるでしょう。ファイルアクセスは、データを扱うプログラムを作る上ではとても重要な機能です。
ファイルアクセスは、
- ファイルアクセスのための関数
- ファイルオブジェクト
この2つで構成されています。ファイルオブジェクトは、ファイルを扱うための機能を持ったオブジェクト全般のことです。
Pythonでは、ファイルにアクセスするための関数を実行すると、その内容に応じて適したファイルオブジェクトが返されます。ファイルオブジェクトには、ファイルの中のデータを読み書きするためのメソッドが一通り揃っています。これらを呼び出して、必要なデータを処理していきます。
open関数
ファイルアクセスは「open関数」から始まります。次のように使います。
open(ファイルパス,mode=モード)
▼ファイル操作のモード
openは、基本的に2つの引数を使って指定します。第一引数は、アクセスするファイルの指定で、ファイルのパスを文字列で指定します。スクリプトファイルと同じ場所であればファイル名だけで構いません。ファイルパスの指定がわからないならば、スクリプトファイルと同じ場所で実行することを強くおすすめします。
第二引数には、アクセスモードを指定します。これは、モードを示すアルファベットを文字列で指定します。
このようにしてopenを実行し、問題なくファイルが開かれるとそのファイルにアクセスするためのファイルオブジェクトが返されます。これを変数などに保管し、このオブジェクトにあるメソッドでファイルを操作します。操作後はファイルを閉じます。
実際に以下のコードを書いて実行してみましょう。
f = open('sample.txt', 'w') #sample.txtに文字列を入力 res = f.write('words') print(res) f.close()
実行すると、sample.txtに「words」という文字列が書かれていることがわかります。ファイル操作には、ファイルオブジェクトの「close」を呼び出してファイルを開放するのを忘れないで下さい。これを忘れてしまうと、ファイルが開けなくなってしまいます。
まとめ
【本日のまとめ】
- ファイルアクセスの流れは、ファイルを開き、データを処理して、最後にファイルを閉じる流れである。
- ファイルの書き出しは、open関数でモードを'w'に指定して開き、writeで書く。最後にcloseを書き出すことを忘れないこと。
本ブログでは、こんな感じでPythonにまつわる情報や基本的な知識、Pythonの操作方法やニュースをたくさん紹介していきます。毎週日曜日に、普段とは趣向を変えて有名な自己啓発本・ビジネス書を要約・考察するブログを書いていきます。
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明日も昨日と同様に、「ファイル操作」についてより詳細に解説していきます。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【参考図書】